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2021.9.13

未来共創基金、2021年度事業が2件決定しました。

海士町未来投資委員会では、9月2日に2021年度事業の審査会を開催し、2件の事業への投資方針を決定いたしました。

 

2021年度事業①

「ナマコとともに生きていく」なまこ漁師会

概要

ナマコは海の掃除屋と呼ばれており、ナマコを増やすことは、生態系豊かな海の環境を少しでも長く維持することにつながる。本事業では育成場の設置を機に、適切な資源管理など考えながら未来にナマコを残し自然と共存する姿を維持したい。

このまま採るだけの漁業を続けるとナマコは年々減少していくことが予想される。本事業では、漁港を使用しナマコの育成場を作る。いわがきの養殖施設に人口藻を装着し、着生したあと育成場に移動させ稚ナマコから外敵に捕食されづらくなるサイズまで育成した後、放流場所を数か所決め放流する。

 

2021年度事業②

「海が好きになるマリンボート事業」宇野将之

概要

全国的にアクティビティを求める傾向が強まっており、海士町でも遊漁などの需要が高まっている。しかし、海士町内には気軽に釣りを体験できる遊漁船は少なく、観光客の満足度やリピート率に影響している。本事業で、遊漁船をはじめとするマリンボート事業を展開して、海士町の観光コンテンツの充実を図る。

他方で海士町内において水産業に従事する若者の減少が問題となっている。水産業の方を中心に副業という形で船長を集め、収入の安定化につなげる。また、島内の若者が海に接する機会を作り、若者にとって海を身近なものにしていきたい。

 

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000069754.html

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